(今日の一言)10月相場の復習
2018年11月1日 15:00
コラム
米国発の株価の急落、これが10月の相場でした。そして、それが為替や金利マーケットに影響を与えたのですが、株価ほどインパクトはありませんでした。ドル円は114円台から円高に向かいましたが、3円ほどです。ちょっと寂しい。金利も低下しましたが、今はジリジリ戻してます。
株価の急落は、株式市場の固有の理由だと思ってます。少し割高だったところに、決算前で自社株買いが止まった、そこにペンス副大統領の演説が影響して、調整が進んだのでしょう。値動きを見ると2月に非常に似ています。おそらく、流れができると更に流れを加速させる方向にシステム売買のプログラムが組まれているのだと思います。
今後どうなるかと言うと、2月の時と同様かなと思います。いったん戻すとおもいます。半値戻し程度はあるでしょうが、少し低いところでもみ合いをつづけるのでしょう。そうなると為替相場はどうなるのか。はっきりとした絵が描きにくいのですが、株価の影響を離れて、ブレクジットや米中間選挙、そしてなんと言っても米中貿易戦争がメインのテーマになるのでしょう。