(今日の一言)ジャクソンホール
2018年8月20日 14:30
コラム
今週23日から25日かけてジャクソンホール会議が開かれます。過去バーナンキ元FRB議長やドラギECB総裁が金融政策のヒントとなるような発言を行ったこともあり、注目されます。しかし、本来ジャクソンホールは経済シンポジウムです。
ここで政策の方向性が示されるとすれば、FOMCやECB理事会はなんのためにあるのか?ということになります。よって、近年は当局者も注意深く、将来の政策のヒントになるようなことは言わないようにしているようです。驚くようなことは出てこないとは思いますが、一昨年は「シムズ理論」が注目を浴びました。今年も何らかの新しい学説が出てくるかも知れません。