(今日の一言)政府側から見れば、今の金融政策は理想の状態
2018年11月8日 11:30
コラム
米中間選挙も終わりました。トランプ大統領も、民主党側も勝利宣言と不思議な状況でしたが、トランプ大統領は「絶対に弱さを見せてはいけない」という信条を持っているからそうなるのでしょう。これからは米中間選挙を離れ、また個々のマーケットテーマに戻ると思います。
日銀が徐々に過剰な金融緩和政策を修正しようとしてます。一部のトレーダーは「出口」論を囁いてます。しかし、日本の長期金利は「変動幅」を許容するとしてからも、それほど上昇してません。円安に向かったときに、その武器は取っておいてあるのでしょう。また同時に、「ほんとに正常化するつもりあるの?」とも思います。
今は、為替も安定、株価も比較的高く、安定してます。長期金利をゼロ%近辺に押さえつけるイールドカーブ・コントロールを導入したときは、持続可能な政策なのかとも思われましたが、もう2年以上ゼロ%近辺にあり、購入量を減らしても安定してます。政府としては、ほとんど金利支払いすることなく、リファイナンスできるわけなので、一種の理想郷にあるとも言えます。この状況を無理に変える必要があるでしょうか? 様々な政策が取られましたが、実は今の状況に持っていくことが隠れた政策目標だったのでは?と疑ってしまいます。
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