(今日の一言)残念ながら、合意なき離脱の可能性は低下している
2019年1月16日 11:30
コラム
様々なメディアで、離脱案が大差(432対202)で否決されたことで「合意なき離脱に現実味(NHK)」等の見出しが増えてますが、現実は違うようです。私自身は「合意なき離脱」になって欲しいと思ってますが、それを願っている英下院議員は保守党の70名ほどです。残りの大多数は、できるだけソフトなブレクジットか、EU残留が望ましいと思っているでしょう。では評決でどうして差がつくのかというと、単に政治的に得るものが何もないからです。
最後の最後、土壇場では、超党派の議員連合が形成され、統一案が作られソフトなブレクジットに向かうのだと思います。すでに、その超党派議員連合のぼんやりとした形もあるようです。もしかすると、その統一案は現在のメイ首相案とあんまり変わらないかもしれません。ただ、政治的な「エサ」といいますか、選択したくなるインセンティブがあれば政治家は動きます。今、メイ首相の案に賛成しても、メイ首相の手柄になるだけ。労働党であれば政権奪取、保守党(一部の議員)であればメイ首相退陣、そしたものがあれば政治家は動きます。
おそらく、ソフトなブレクジットになる可能性が7割、国民投票が3割といったところでしょうか。「合意なき離脱」は極めてゼロに近いようです。。。残念ながら。
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