(今日の一言)しっかり前を見ると。。。
2018年11月15日 18:00
コラム
昨日、「しっかり前を見て注意していきたい」ということを書きました。「マーケットはこのように動くに違いない」と頭の中で考えていることと、実際に目の前で起こっていることが違うと、ではどうしてその違いが起こっているのか、考えなくてはなりません。米中貿易戦争が続くなると、貴重としては「リスクオフ」マーケットが続くでしょうし、欧州の景気減速が続いているとなると、ユーロドルは重く推移するはずです。そして実際、1.1300を割り込み、1.1215前後まで軟化しました。
しかし、その後ユーロドルは堅調です。豪ドルも堅調。ドル円も緩んでます。起こっていることは、ドルの下落です。では、なぜドルは下落しているのか。パウエル議長は講演で、米国経済の好調はまだ続くといってましたが、米長期金利は低下してます。株価も不安定。原油価格の急落は、もしかしたら、需要の低下、世界景気の減速がその背景にあるのかもしれません。総合的に見ると、パウエル議長の考えとは違って、マーケットは米国経済に変調が見えると言っているように見えます。株やコモディティから米国債へと質への逃避が起こってます。
そうなると、ユーロドルに対する弱気も修正しないといけないということかもしれません。まだ、完全に結論を下すわけにもいかないですが、米経済の変調、これが次の市場のテーマかもしれません。
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