(今日の一言)注目浴びる、米中間選挙
2018年10月18日 12:00
コラム
米中間選挙で盛り上がった記憶はあまりありません。2014年の時は、その直前に黒田総裁による金融緩和第2弾、いわゆる「バズーカ2」が炸裂し、ドル円は120円台へと吹っ飛んで行きました。2010年の時は、オバマ大統領への信任投票という意味もありましたが、リーマンショックの傷が癒えてない状況だったので、「政治より経済」でした。
今回はトランプ大統領という、異端政治家に対する信任投票の意味があります。大統領就任直後は「トランプ・ラリー」となりました。今回も、共和党大勝の場合、似たような動きになるのでしょうか。民主党が大勝したら、今度はまた「弾劾」という言葉がちらつき始めます。現在の予想では下院は民主党が奪還、上院は共和党が多数を維持となりそうですが、選挙は水もの、結果次第では荒れそうです。