米、対中制裁関税発動
2018年7月6日 14:30
コラム
米国は予定通り、340億ドル相当の中国からの輸入品に対して25%の追加関税を発動、これを受けて中国も米国からの輸入品340億ドル相当に25%の関税を発動しました。
市場の反応としては「織り込み済み」ということで、豪ドル円等、典型的なリスクオン・リスクオフ市場で反応する通貨ペアが買い戻されてます。豪ドル円は発表前81.73円、発表直後81.58円まで下落し、その後81.97円へと上昇してます。
しかし、今回の措置で対中制裁が終わったわけではありません。トランプ氏の政策を見ていると、当初は貿易赤字全体を減らす方向に進んでましたが、このところは中国を抑え込む、中国のハイテク技術が伸びないようにすることに力が注がれています。貿易問題から、米中覇権争奪の方向に(やんわりと)シフトしています。それ故、ロシアのG7参加を最近唱え始めているのでしょう。
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