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コラム

(今日の一言) 我々は中国と経済戦争をしている。妥協は無益だ(スティーブ・バノン)

2019年5月14日 21:00

コラム

 米中貿易戦争が過熱していますが、依然としてトランプ政権の思想的バックボーンと考えられているスティーブ・バノン氏がワシントン・ポスト紙に投稿しています。「我々は中国と経済戦争をしている。妥協は無益だ」

 バノン氏主張はクリアで明快です。この明快さが彼の魅力でもあるのでしょう。そもそもこの米中の対立は、メディアや学会が主張するような「2つの類似したシステムが、より緊密になろとしている交渉ではない」「根本的に異なる(radically different)2つの経済モデルの、根本的衝突(fundamental clash)」と説明、中国は強制的な技術移転、知的財産の窃盗、サイバー空間を通しての技術窃盗、通貨の操作、国営企業への不当な補助金、こうしたものをやめなければならない。そしてそれを監視する有効な手段、方法が必要だと説きます。

 興味深かったのは、現在米国側との交渉に立つ劉鶴副総理は「改革派」であり、習近平主席は改革派と守旧派の間のバランスの上に乗っていると説明している部分です。劉鶴副総理は第2の鄧小平になるかもしれないし、もしかしたら密告者として強制収容所で人生を終えるかもしれないと。失敗すると「強制収容所」ですから、改革派も慎重にならざるを得ません。

 トランプ大統領はいろいろ批判を浴びますが、中国を変えなければならない、そしてそのためにはタフにならなければならないというのは、そのとおりだと思います。ジョー・バイデン氏のような人が大統領になると、自由主義社会は危うくなります。根本的に違う社会制度の衝突なので、インパクトが大きいのは当然でしょう。大事な局面だと思います。

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