(今日の一言)米シェールブーム、理容師も年収2000万円
2019年3月4日 18:00
コラム
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、シェールオイルブームに沸くテキサス州西部の様子を伝えています。2015、6年頃は原油価格が下落しシェール企業の健全性が問題になりましたが、その後相場も回復、しかも技術革新で産油コストが低下、テキサス州は米国でも最も景気の良い地域になっています。
https://jp.wsj.com/articles/SB10379830198343354152504585155060934458460
記事を読むと想像以上に景気が良さそうです。資源ブームの頃のオーストラリアでは、ダンプカーの運転手さんの年収が1500万と聞きましたが、近くで散髪屋さんを開くだけで年収2000万というのも魅力的です。
米国は既にロシアやサウジを抜き、世界最大の産油国です。このテキサス州パーミアン盆地だけでも日量380万バレルと相当な産出量ですが、2023年までには500万バレルとイランを抜くというのはすごい。これでは、OPECがいくら減産で合意しても、原油価格の上限には限界がありそうな感じですね。
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